節電の参考に、実際の消費電力を計測してみた

ワットチェッカーという電気に関する8種類の測定ができるワットチェッカーという機器を持っているので、節電が望まれる今日この頃、いくつかの機器を実際に測定してみた。

各種機器のワット数

自室クーラー(日立 白くまくん RAS-M22X 2.2kW(0.9〜2.9)6畳用)

状態 ワット数 備考
冷房 自動 設定温度差が大 750 W
冷房 自動 設定温度差が小 280 W
除湿 微 設定温度差が大 530 W
除湿 微 設定温度差が小 280 W
除湿 微 停止状態 4 W 操作して設定温度を上げるとこの状態になるが、
自然に室温が低下してこの状態になるまではテストしていない


扇風機(ノーブランド 40W)

状態 ワット数 備考
35 W
30 W
25 W


液晶テレビ東芝 REGZA 37Z9500 非LEDバックライト 37インチ)

状態 ワット数 備考
電源オン 110 W
待機状態 0 W 切ってすぐは28W程度、しばらくすると0.17 W程度となる


ノートPC(Lenovo ThinkPad X61 Core 2 Duo T7500 2.2GHz 12.1インチ液晶)

状態 ワット数 備考
起動後、何もしていない時 25-30 W
ベンチマーク実行時 45-50 W


デスクトップPC(Core 2 Duo E8400 3.00GHz)

状態 ワット数 備考
起動後、何もしていない時 110 W
ベンチマーク実行時 140 W


17インチPC用モニタ(解像度 1280 x 1024)

状態 ワット数 備考
通常動作時 30 W

まとめ

やはりクーラーの消費電力は強力。最弱状態で運転しても、強にした扇風機が8台分になる。使用しているクーラーのプログラムがどの程度の出来かによるが、ある程度冷えたら手動で停止して扇風機に切り替えるのがいいかもしれない。

デスクトップPCも結構な電力を消費する。本体だけでなくモニターもあり、さらにハブ等の周辺機器もある。うちの場合、一式を動かすと何もしていない状態で190Wほど。事足りるときは、ノートPCを使う方が良い。ノートPCは性能の割に消費電力が少ない。

テレビの消費電力はもう少し大きいと思っていたが、そうでも無かった。しかし、待機電力が仕様よりだいぶ多いのが気になる(停止してすぐに計測した値だが、ファンなどが回っている風でも無かった)。

追記:液晶テレビの待機電力は、電源を切ってすぐは28W程度だが、少し時間がたつと大幅に下がる。何らかの製品保護を行うためと思われる。