室内に物干しを付ける

非常に暑い日が続くものの、暦の上ではまだ梅雨。梅雨といえば雨。雨といえば、室内干し。

ということで、室内に着脱式の物干しを据え付けてみた。

室内用の物干しというと、つっぱり棒が主流ではなかろうか。

つっぱり棒は壁を傷つけることなく設置でき、お手軽である。しかしながら、どの程度強く突っ張れば安心なのか分かりにくく、突っ張り過ぎるとコンクリートではない壁は歪み、壁紙に亀裂が入ることもある。

我が家でも寝室(にしているリビング隣の部屋)に、強力な突っ張り棒を1本渡しているが、寝室ゆえに、多少不安。

今回、据え付けた物干しは、川口技研のホスクリーン SPC型という製品で、分譲や賃貸にかかわらず設置されていることが多い良品である。


ホスクリーンは固定器具とポールが脱着式の物干しだが、ほとんど隙が無いほどに、非常に優れた製品だと思う。

気に入っている点はこんなところ。

  1. デザインが良い。固定器具は薄く小さく、ポールは細くコンパクト。
  2. 固定器具とポールの着脱が容易な上、確実であり、着脱音が小気味よく気持ち良い!
  3. 荷重超過を示すガイドがあり、洗濯物の掛け過ぎを防げる。
  4. ポールの根本がバネになっていて、不意にポールが曲げられた場合にも安全。
  5. ポールが伸長式。



ホスクリーンの固定には、前回、カーテンレールの固定でも使ったボードファスナーを使用(ボードファスナーの使い方は前回参照)した。


ボードファスナー


ホスクリーンの良いところは、着脱が簡単であるところと、普通の物干し竿が使えるところだろうか。

そのため、室内干しが必要ない時は外に干し、雨で外に干せない時には同じ物干しを使って室内に干すことができる。

また、伸縮式の物干し竿をホスクリーン用にしておけば、物干しの領域を拡張する意味で普段からホスクリーンを使い、来客時にさっと片付けるなども簡単である。部屋を横断するようなつっぱり棒だと、取り外しは簡単だが、再度、設置するときに意外と気を遣う。